2006.08/10 [Thu]
世界で一番美しい町へ・・・・
今回のツアーは全朝食がアメリカンブレックファスト(=おかずもパンもフルーツも盛りだくさん)
私自身は温かい卵料理とかにはこだわらないけど、やはりカラフルな朝食は見ていて気分が良い。
プラハから一路南下。
世界でもっとも美しい町とまで謳われる、チェスキークルムロフへ向かう。
チェスキークルムロフはモルダウ川に囲まれた小さな町。
あまり便利な場所ではないこともあり、戦略的に魅力的な場所ではなかったらしく、戦争などに巻き込まれることもなく中世の町並みをそのままにとどめる事となった。
今ではユネスコの文化遺産に指定され、多くの観光客を集める。
見所はチェコではプラハ城の次に大きいチェスキークルムロフ城。(ちなみにプラハ城は面積では世界一)
暑い中またテケテケと城への坂を上る。
中庭を上がる。
また中庭を上がる。
さらに中庭を上がる。
もいっちょ中庭を上がる。
皆さんご存知?
こういうパッケージツアーの場合、現地のガイドさんが付くんだけど、
こういう小さい地方都市などの場合、現地に日本語が出来るガイドが居ないor少ないため、英語を喋るガイドさんが来て、添乗員がその通訳業務を請け負うんですわ。
つまり私は、激暑の中、
上がって、
上がって、
上がって、
上がって、
息が切れていく中、
声を張り上げて案内もしていたのだよ。
えらいなー・・・私・・・(って、ガイドさん方はいつもそんな感じなのだよ!!お疲れ様です)
城は14世紀に作られ、以後持ち主も何度も代わり、その都度その時代の建築様式を取り入れて増築改築が繰り返されたので、色々な時代建築様式が混在している。
特徴はスグラフィット技法と呼ばれる、壁に立体的に見えるようにだまし絵の様に色をつける方法。
途中モルダウ(現地ではブルダヴァ)川を挟んで増築されている部分では、橋と渡り廊下でつながれている。
その橋を渡ると18世紀以降に作られた庭園が広がっている。
「あの木は何て言うの?」
知らん
「あの木の名前は?」
どうやら気になる木は誰しも同じようで、みんなが訊いてくる。
「あの木は何?」
仕方なくガイドさんに訊くと、
「Red Beech、日本語では『赤なんとか』・・・わすれちゃったけど」
・・・結局日本人はみんなあの木が気になるらしい。
城の観光から旧市街へ。
小さな町だが、その眺めはそのまま絵葉書だ。
市内の中心は城から歩いて5分ほどのスヴォルノスティ広場と呼ばれる中央広場。
ヴィート教会やエゴン・シーレ(エゴン・シーレのお母さんはこの町の出身)美術館などが、小さな町の観光の目玉になっている。
小さなレストランでチェコ最後の食事。
チェスキークルムロフから国境までは25kmほど。
もうウィーンも間近だ。
チェコに訪れる際にはぜひ立ち寄っていただきたい小さな町・・・
チェコにちょっとひかれた方は・・・
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でもチェスキークルムロフは俯瞰で見おろしたときの美しさは世界一かもしれないですね。
運河や川がうねっている街はけっこう好きです。